なぜ下半身太りや大根足になる?・部分痩せの原理について
なぜ下半身太りや大根足になる?
美しい足、細く長いスラっとした足は女性にとっては憧れでしょう。
バランスのいいまっすぐな足という事でしょうか。
足痩せの知識や、簡単に誰にでもできる方法などを紹介していきたいと思います。
なお、太ももからくるぶしまでは、正確には「脚」という文字を使うのですが、このサイトでは便宜上「足」の文字を使います。
なぜ下半身太りや大根足になる?
大根足という言葉がありますが、なぜ足が太るのでしょう。
下半身太りという言葉もありますね。
ダイエットをしても下半身や足にまで効果が出てくるのは、ほとんどが一番最後です。
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あなたにも思い当たることがあるのでは?
それは、下半身は他とは違った太り方をするからです。
単純に考えて、太るというのはその部分に脂肪が多いということです。
脂肪は常に入れ替わり、その部分に脂肪が出たり入ったりしています。
その脂肪の出入りをコントロールするのがレセプター(受容体)という部分で、脂肪貯蔵レセプターが1個で、脂肪放出レセプターが6個が通常です。
それが、下半身は逆で、貯蔵レセプターが6個で脂肪放出レセプターが1個なんです。
だから、足は太りやすいんです。
大根足の種類
大根足と一口に言っても個人差があり、大きく分けて3種類あります。
@脂肪太り
摂取するカロリーオーバーが一番の原因です。
食べ過ぎに注意が必要です。
A水太り
この水太りは約7割の女性が悩んでいるといわれています。
夕方になり脚が太くなり靴がきつくなったり、脚にダルイような痛みを感じるのがこれです。
もともと血行不良が原因で、併せて筋力が弱くてリンパの流れが滞りやすいのが原因です。
B筋肉太り
文字通り、スポーツで筋肉が発達して太くなった状態です。
しかし、ほとんどの場合が筋肉の上に贅肉も一緒に付いています。
体格ももともといいはずです。
部分痩せの原理
部分痩せという言葉をテレビなんかでよく観たり聞いたりします。
「ナール何とか・・」とか、腰にベルトみたいなのを巻いてブルブルする「・・何とか・・」とか。
良く言われる「部分痩せ」は正確には「部分引き締め」といったほうが良いのかもしれません。
一部の場所に蓄えられた脂肪のエネルギーは、全身で使うことになるわけですから、例えば腹筋をしたからといって、お腹の脂肪だけが燃焼するということではないのです。
腹筋運動をすれば、当然腹筋が鍛えられて引き締まってきます。
腹筋部分の脂肪だけを燃焼させた、というわけではないのです。
そう言った意味では、腹筋運動ひとつをとってみても、部分引き締めと言っていいでしょう。
部分痩せというのは、自分の細くしたいところを集中的にダイエットする1つの方法です。
例えば、ウエストを細くしたい、太ももやふくらはぎを細くしたい、ダブダブの二の腕をなくしたい、太った顔を小顔にしたいなどなどがそれにあたります。
まず最初に知っておかなくてはいけないのは、自分の骨格よりも痩せることはできないということです。
小顔にしたいと思った場合、顔についた無駄な贅肉を減らすことであり、骨格より小さくすることは決してできません。
骨格より小さくしたい場合は、美容整形の領域に入ります。
基本的に人間の体には贅肉の付きやすいところと、付きにくいところがあります。
贅肉の付きにくい代表的な部位は、関節の周辺です。
逆に贅肉の付きやすい部位は、関節から離れたところです。
このことからわかることは、「よく動かす部位の周辺は贅肉が付きにくい」ということです。
逆に「あまり動かさない部位の周辺に贅肉は付きやすい」ということにもなります。
部分痩せの原理は、「痩せたい箇所を良く動かすこと」。
この一言に尽きます。